さくらVPSと同じドメインのメールを使う

さくらのVPSをメールサーバーにするよりさくらのメールボックスを利用したほうが簡単なのでその方法。

環境

ドメイン管理:お名前ドットコム
web サーバー:さくらインターネット(運用中)
メールサーバー:さくらインターネット(追加)

やること

ゾーンのMXを設定

1.さくらインターネットのネームサーバーで、ゾーンのMXを設定する。

以下のページからさくらのメールボックスのアカウントでログインして、ドメインを追加することで設定できる。

レンタルサーバ コントロールパネル

ただし、すでにサイトを運営中で、ゾーンに Aレコードが登録されている場合、「DNSゾーンが既に登録されています」というエラーが出る。この場合、さくらのVPSのサーバーコントロールからいったん「ゾーン削除」を行う。再度さくらのメールボックス側からドメインの追加を行うと登録できるので、その後、さくらのVPS側から Aレコードを運営サーバーの IPアドレスに書き換える。

メールの受信やwebメールへのログインができない

さくらのメールボックスでドメインの登録をしてネームサーバーの MXの項目が設定されてもメールの受信や webメールへのログインができなかった。丸二日経っても駄目。

再度設定をネームサーバーの設定を見直すと、さくらのメールボックスへのドメイン登録時に設定された MXの設定が設定前の情報に再変更されていた。再度 MXの情報をメールボックスのドメインに設定したら問題は解決した。

推測だが、問題が起こった原因は、メールボックスにドメインを登録する際、すでに運用中の VPSサーバーの情報をいったんネームサーバーから削除して、すぐメールサーバーからドメインを登録(自動的にネームサーバーも書き換わる)をしたが、ネームサーバーの削除と登録の時間が短かったため、行き違いが起こったと思われる。ネームサーバーの削除と再登録は二時間ほど間を開けた方がいい。

参考ページ
さくらのVPS-さくらのメールボックスでウェブサイトと同じドメインを使う
さくらのナレッジ

さくらのVPSとメールボックスを同ドメイン利用するネームサーバ設定|dot blog
ウェブサーバーはさくらのVPS、メールサーバーはさくらのメールボックスで同じドメインを利用する場合のネームサーバの設定方法を解説します。メールボックスの利用にはいくつかの重要な注意事項があります。

メールの作成は、さくらのサーバーコントロールパネルから行う
メールアドレスの作成・変更・削除

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