ファイル数をカウントするlinuxコマンドは以下のとおり。
カウントしたいファイルがある親ディレクトリまで移動して実行する。
サブディレクトリに含まれるファイルも含めてカウントされる。
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find . -type f | wc -l
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コマンドの解説
「find」は、ファイルやディレクトリを検索するコマンド。
その後のドット(.)は、探索の起点が現在のディレクトリであることを示す。この場合現在のディレクトリとそのすべてのサブディレクトリが探索の対象となる。
もしここをスラッシュ(/)に置き換えれば、探索の起点がルートディレクトリになる。
「-type f」は、通常ファイルを検索することを示す。「f」を「d」に置き換えれば、ディレクトリが検索対象となる。
パイプ(|)を使って、検索結果を次のコマンドに受け渡す。
「wc -l」は、行数の集計。つまり「find」で検索した結果が、ファイルの数だけ一行ずつ表示されるのを集計して、行の数として数字で表示する。
ちなみに「wc」は、 Word Count の略。